ルカ・バドエルはフェラーリのテストドライバーとして確固たるポジションを担っている。カートからそのレーシングキャリアをスタートさせたバドエルは、F3、F3000を経て1993年にスクーデリア・イタリア(ローラ・フェラーリ)よりF1デビューを飾った。しかし、彼の駆ったマシンは競争力がなく、バドエルは必死にプッシュしたものの、ポイントを獲得できず。
1994年にテストドライバーとしてミナルディに移籍。翌年には同チームのレースドライバーに昇格し、カナダGPとハンガリーGPでベストリザルトの8位入賞を果たしている。
フォルティ・コルセに移籍した1996年も再び厳しいシーズンを過ごしたバドエル。
グリッド後方でくすぶっていたバドエルだったが、1997年、フェラーリのテストドライバーに就任するという大きな機会をつかむ。
1999年にはミナルディから1年限りのレースドライバーとして参戦したが、それ以外はフェラーリのテストプログラムにおいて欠かせない存在となっていることは確かだ。
F1通算56戦に出走したバドエルが、これから先レースドライバーとしてF1のグリッドに並ぶことはおそらくないだろう。