ルノードライバー育成プログラム(RDD)に4年間在籍したルーカス・ディ・グラッシは、ルノーの2008年テスト兼リザーブドライバーに起用された。
カートキャリアをブラジルでスタートさせたディ・グラッシは、すぐさま成功を収める。1997年にサンパウロチャンピオンに輝くと、翌年にはブラジル王者に、そして1999年には南米チャンピオンの称号を手に入れたのだ。そうして次々とタイトルを獲得したディ・グラッシは2000年にもパンアメリカンでチャンピオンに、ワールドチャンピオンシップでは5位という成績を収めている。
2002年はフォーミュラ・ルノー・ブラジル選手権に参戦して2位。続く2003年は南米F3選手権でも2位という結果を残した。イギリスF3選手権に参戦した2004年、2勝を挙げたディ・グラッシは8位でシーズンを終えている。
2005年は引き続きRDDの支援を受けながらF3ユーロシリーズを戦い、1勝を含む7度の表彰台獲得で総合3位となった。この年の決定的な瞬間は第53回マカオGPの王者に輝いたことだろう。
GP2シリーズに転向した2006年はドゥランゴから参戦、チャンピオンシップを16位で終えた。2007年はARTグランプリに移籍し、王者に輝いたティモ・グロックに次ぐ2位という成績を収めている。
2008年はルノーのテストドライバーとして、F1のやり方を学んでいく。