日本人ドライバー中嶋悟の息子、中嶋一貴は2007年、ウィリアムズ・トヨタのテストドライバーに就任、F1ブレイクの予感を感じさせてくれている。
偉大な父親の下、一貴は14歳でカートの鈴鹿選手権シリーズICAクラスでシリーズチャンピオンに輝く。その後、TDP(トヨタ・ヤングドライバーズ・プログラム)の一員となり、2003年にはフォーミュラ・トヨタに参戦、初年度でタイトルを獲得する。その後、全日本F3選手権に参戦して2004年はランキング5位、2005年はランキング2位という成績を残した。
2006年はマノー・モータースポーツからF3ユーロシリーズに参戦、シーズンを7位という成績で終えている。しかし、2007年、この年からトヨタがエンジン供給するウィリアムズで、一貴はテストドライバーというチャンスをつかんだ。
2007年シーズン、思うような成績を残せなかったレースドライバーのアレキサンダー・ブルツに代わって、シーズン最終戦ブラジルGPでウィリアムズは一貴にグランプリデビューのチャンスを与えた。予選では19番手となり、レース中にはピットストップでクルーをひいてしまうというアクシデントもありながら、初レースを10位で終えている。
そして2008年、一貴はニコ・ロズベルグのパートナーとして、ウィリアムズのレースドライバーに就任した。