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期待を胸に鈴鹿へ臨む
日本GP - マクラーレン - プレビュー
04/10/06 09:24


Photo F1-Live.com

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今季初優勝を目指すマクラーレン

今週マクラーレンは、最終戦前に開催される日本GPに向けて、戦いの舞台となる鈴鹿へと向かった。

伝説の鈴鹿サーキットは、F1カレンダーの中で唯一の8の字型コースレイアウトで広く知られており、接戦が繰り広げられることで、これまでも高い評価を得てきた。サーキットはテストコースとして60年代初頭に完成したもの。

日本GPの初開催は1976年の富士スピードウェイで、優勝はロータスのマリオ・アンドレッティだった。このレースでマクラーレンは、ジェームス・ハントがドライバーズタイトルを手中に収め、翌年には同ドライバーが優勝を飾っている。

この2度の開催後、日本GPは10年の空白期間を経て、1987年にF1カレンダーへ復帰、開催地を鈴鹿へと移す。鈴鹿サーキットは、大阪と名古屋に挟まれ、東京から南西に位置する。シーズン終盤の開催が伝統となっているため、結果的に日本GPは数多くのチャンピオンシップ決定の舞台となってきた。ここでマクラーレンは1998年、1999年にミカ・ハッキネンがドライバーズタイトルを獲得し、1998年はコンストラクターズタイトルを獲得している。

キミ・ライコネン

「中国GPでは、週末を通してMP4-21は高い競争力を披露していたし、速さがあったのは明らかだよ。2番手を走行しながらリタイアしてしまったことについては、チームはガッカリしていたけどね。鈴鹿での日本GPでも、このレベルを維持できるはずだよ。鈴鹿は、走っていて本当に素晴らしいサーキットだね」

「僕らがまた先頭グループで戦えない理由なんてないよ。このサーキットには、随所にいろんな特徴があって、レース中は絶えず限界までプッシュし続けなければならないんだけど、そこが面白いんだよね。鍵となる1コーナーでは、ブレーキとアクセルを絶妙のタイミングで使い分けないと、かなりの時間をロスすることになるし、次に来るS字の複合コーナーにも影響が出てしまうんだ」

「1コーナーでは、速度が頂点に達し、それから低速の頂点を迎えるわけだけど、最初の頂点で少しでもミスを犯せば、2つ目のセクションだけでなくS字でも間違ったがラインを走行することになる。ここでうまくやれば、かなり多くの時間を稼げるんだ。スタート直後にこんなチャレンジングなセクションがあるなんて、すごいよ!」

「それに、ここはかなりの高速サーキットだから、タイムを出すためにドライバーは、たった1つのラインを走行しなければならない。最高のオーバーテイクポイントは、おそらく最終シケインだろうね。でも、去年のように、他にもポイントはある。鈴鹿は数多くのコーナーがあるけど、ブレーキにはかなり優しい。コーナーのほとんどが高速だから、ブレーキをほんの少し戻すか、軽く踏むだけで、ベタ踏みする機会はほとんどないんだ」


ペドロ・デ・ラ・ロサ

「中国GPは厳しいレースだったけど、ウエットコンディションの中、僕は5位に入った。週末を通してマシンのペースは好調だったから、日本でもこの強さが発揮できると信じている。間違いなく、鈴鹿はF1の中でも僕のお気に入りのサーキットで、本当にユニークだよ」

「僕はF1に移る前に3年間、日本でレースをしていたこともあり、ここにはいい思い出がたくさんあるんだ。今週末にもいい思い出が増やせればいいね! 日本GPはタイヤに厳しいことでも有名で、タイヤのタレが激しいため、傾向としては3ストップ作戦を採ることが多い。カナダGPなどと比べても、タイヤのパフォーマンスが急速に落ちるんだ。路面はヤスリ状になっていて、すべてのコーナーが高速だから負荷がすごいよ」

「この前のシルバーストーンテストでは、ミシュランとタイヤ評価を重点的に行った。いくらかポジティブな開発ができたので、そこからコンペティティブなコンパウンドを選んで鈴鹿には臨むよ。タイヤの摩耗に影響を及ぼす高速コーナーが、このコースのポイントとなる。130Rをドライブするのは最高だよ。ここ数年で改修されて、昔までとはいかないけど、かなり面白いよ。サーキットの雰囲気も最高で、ファンが常に熱狂的なんだ。その光景を見るのは気分がいいね。ファンのためにも今週末はいいショーを見せたい」


マーティン・ウィットマーシュ(CEO)

「先週末は結果に結びつかなかったが、中国でわれわれは高い競争力を披露しており、今週末の日本GPではその力を発揮したいと考えている。極東での連続開催ということで、チームは中国に残り、直接日本GP開催地である鈴鹿へと向かった」

「このサーキットは伝統的に、オーバーテイクが非常に難しいところだが、昨年、われわれはF1で近年まれに見る見事なオーバーテイクシーンを目撃することとなった。最終ラップでフィジケラ(ルノー)から優勝を手繰り寄せたキミのオーバーテイク、130Rでフェルナンド・アロンソ(ルノー)がシューマッハ(フェラーリ)を交わすシーンなど、感動的だったと言っても言い過ぎではない」

「今年のグランプリも、同じようにエンターテインメント性に富んだレースになってくれることを願っているよ。コースの特徴としてはかなりグリップが低いため、ここで速く走るためには、低ダウンフォースが不可欠となってくる。F1の中でも距離が最も長く、3番目に平均速度が高い鈴鹿は、要求が非常に多く、レース中にマシンがよく壊れることでも知られている」


ノルベルト・ハウグ(メルセデス・ベンツモータースポーツ副社長)

「チームのメンバー全員が、鈴鹿にはいい思い出を持っている。昨年は17番手からスタートしたキミが優勝を手にしたし、ここで最終戦が開催された1998年と1999年には、チャンピオンシップを決めたんだからね。また、鈴鹿はF1で要求の最も高いコースレイアウトの1つになっている」

「それに加えて、天候の要素もたびたびサーキットをチャレンジングなものとしている。そのためかどうか分からないが、鈴鹿はドライバーやチームの間でとても人気が高い。また、ここでは年に一度、そして先週の中国での経験とは全く違ったものを全F1関係者が経験することになる。狭いパドックや、隣接するホテルの中などでは、すべてのものが手近に集約されているからね」

「スポーツの観点で見ると、日本GPは全18戦の中でも最もチャレンジングなレースだ。コースレイアウトを見てみると、超高速の130Rから、低速のヘアピンまですべての要素が配置されている。われわれは去年のような結果を狙っているけど、今年のスタートはもう少し前のグリッドからがいいね」


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Keizou Taura
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