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イタリアGP木曜公式記者会見
フィジケラ、リウッツィ、ライコネン、トゥルーリ、ウェバーが出席
09/09/07 01:03


Photo F1-Live.com

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トロ・ロッソのピットが落ち着いたと語るリウッツィ

イタリアGPを前に、ジャンカルロ・フィジケラ、ビタントニオ・リウッツィ、キミ・ライコネン、ヤルノ・トゥルーリとマーク・ウェバーがFIAの公式記者会見に臨んだ。

Q: トニオ(リウッツィのこと)、チームメイトが変わりましたが、チーム内でなにか変化はありましたか?

ビタントニオ・リウッツィ: もちろん、チームの雰囲気は少し変わる。以前は少し重かったのが変化して、なんとなく新鮮な感じになった。スコットにとっては残念だったけど、セバスチャンはここ2戦で本当にチームから歓迎されていて、中の空気が変わったんだ。彼は若くて、これから経験を積まなければいけないし、チームのことも学ばなければいけない。その変化は外から見ても分かるだろう。

Q: 競争という観点で比較するとどうですか?

リウッツィ: スコットには2年間の経験があったことはいうまでもない。僕がそれに苦労したこともあったし、セバスチャンは、これからもっと走り込まなければいけない。それは確かだ。彼は本当に若いし、BMWの方がポイントを取りやすかったというのは、彼ももう気づいているだろう。彼は、まだまだこれから来年に向けてがんばらないといけないよ。

Q: あなた自身はどうですか? 来年について、どんな希望をお持ちですか?

リウッツィ: そりゃもちろん、がんばっているよ。目標はF1にとどまることだ。それがレースをはじめたときからの目標だったし、競争力のあるチームで、ぼくの実力を証明したいんだ。残念なことに今年はトラブルだらけだったからね。でも、まだ何も決まっちゃいない。現在チームは、ドライバーズマーケットで待機している感じじゃないかと思うんだ。だから、何が起きているのか知るためには、あと2、3週間待たなければいけない。でも、一生懸命努力はしているし、チャンスが来ることを願っている。

Q: テストドライバーでも満足できますか?

リウッツィ: いや。今は(レースでの)ドライブしか考えていない。この2年間は、いつも厳しいいコンディションだったから、僕らの本当の力を見せるチャンスがあまりなかったと思うんだ。だから来年、もし僕がF1に残ることができたとしたら、できればもっといい状況で戦いたいと思う。そのために、22人のドライバーのひとりでいられるよう、努力しているよ。

Q: マーク、まだ信頼性不足に悩まされていますね。今年はさぞかしストレスがたまっていることでしょう。

マーク・ウェバー: そりゃあね、チームだってストレスを感じているよ。でも、僕らに出来ることは、ひたすら努力して、犯した間違いから学ぶしかないんだ。十分にポイントを狙える位置いるときほどはつらくないよ。これまでそんなシーズンもたっぷり経験してきているからね。トルコでは、どっちにしてもポイントを取るには速さが足りなかった。だから、得るものがないままクルマを走らせるだけの苦痛からは逃れることができたとも言える。

Q: 予選ではたびたび良い結果を残し、トップ10入りすることもありますね。予選ではチームメイトに勝っています。

ウェバー: ああ。今年のドライビングには満足しているよ。ある段階まではそれで満足することもできるけど、あまりに続くと、だんだん楽しめなくなってくる。11番手、12番手というポジションでプッシュし続けるのはモチベーション的に苦しいね。今は競争があまりにも激しいんだ。 ジャンカルロ、ヤルノ、ルノー、トヨタ、(その全員)がポイントを取ることは難しい。それが現状だ。だから、できることは1つしかない。より速いクルマを作り、自分自身が毎週末、安定して最高の仕事をできるようにするだけ。クルマが壊れてしまったら―幸いなことに―そうしたトラブルを直すのは僕じゃない。僕たちはもっと信頼性を高めていかなければいかない。難しいことじゃないはずだ。ここでは先週テストをして、トルコでのトラブルがなぜ起きたのか、シミュレーションを行い、2度と起きないよう確認した。それについてはもう問題ないよ。情報はどんどん手に入れている。

Q: GPDAが要請したサーキットの改修についてはいかがですか? 満足できましたか?

ウェバー: モンツァは常に危険と隣り合わせのところなんだ。ここはハイスピードで走り続けることになる。最初のシケインは問題ない。2番目のシケインは・・・2日目まではエイペックスをとらえることができていたんで、ランオフに飛び出すことがなかったんだけど、走り終えた後のインラップで飛び出したことがある。ちょうど横切る感じになったんで、見てみたけど、アスファルトは悪くないね。クルマをとらえてくれるし、グラベルではねたりしなくてすむ。第2シケインとアスカリではそれが最大の心配事だからね。ニュルブルクリンクでのルイスみたいに、グラベルにあまり触れずに突っ込んでしまうと、クルマを抑える力が働かないんだ。パラボリカもかなり危険な場所だ。ミスをしたら激しいクラッシュを起こす可能性がある。それがモンツァなのさ。進展はなかなか難しい。彼ら―つまりFIAとモンツァの関係者―はわずかながら危険性を減らすためにベストを尽くしたんだろうけど、第2シケインへ飛び込んでいく1周目は、もっとも危険な1周目になるだろうね。ドライコンディションでは、シーズンの中で1番危ないとはいわないまでも、そのうちのひとつであることは間違いないだろう。

Q: ヤルノ、あなたも同じ意見ですか?

ヤルノ・トゥルーリ: すでに僕の意見は話したし、モンツァ・サーキットの行動は前向きだったと思うよ。マークが言うように、ここではとても高速で走るから、他に比べるとやや安全性で劣る面はある。でも、それはランオフエリアの問題じゃなくて、スピードが出ているからだ。モンツァは毎回よくやってくれているし、今年は去年より確実に良くなったと思うよ。

Q: あなたのホームグランプリですね。これまで予選5番手が2回、2002年にはレースで4位という結果を残しています。ホームグランプリにかける思いは?

トゥルーリ: モンツァは、コースもそうだけど、全体的な雰囲気が大好きなんだ。いつもコンペティティブだったから、今回もいい週末になるといいね。ここ数戦の結果には、ちょっとストレスがたまっているから、またポイントを取れるようになりたい。ポイントを取れない状況が続いたから、すごく飢えているんだ。今週は絶対に取りにいくよ。先週のテストは良かったみたいだし、チームもすごくがんばってクルマを一歩一歩改善してくれている。ここからシーズンの終わりにかけては、いい方向に進んでいきたいね。

Q: 皮肉な見方かもしれませんが、チームはいつもテストで良くて、フリー走行も順調、予選も悪くないのに、レースになると崩れてしまうように見受けられるのですが。

トゥルーリ: 最近は少し不運が続いたと思うよ。マークが言うように、中団の戦いはすごく厳しいんだ。週末を通してうまくやる必要があって、ちょっとしたことで、トップ10から外れてノーポイントに終わってしまう。それがハンガリーと、トルコで起きたことなんだ。スタートでトラブルを抱えていた。中団グループの差がほとんどない状態の中では、毎回、すべてを完璧にしなければいけないし、加えて運も必要だ。今年の僕たちは、いつもいい位置にいて、常に戦っているんだけど、特定の状況で優位に立てず、ライバルにアドバンテージを奪われて多くのポイントを取られてしまった。

Q: ジャンカルロ、今週、あなたとチームの将来に関して発表があると期待していいのでしょうか?

ジャンカルロ・フィジケラ: ああ。今週か、来週あたりだろうね。もう1年このチームにいることが僕の目標であり、夢なんだ。正式な決定を待っている。シーズンのスタート前は、チャンピオンシップ争いができるという自信を持っていたけど、そうはいかず、タフなシーズンになってしまった。僕はその中でベストを尽くしたから、決定を待ち望んでいるよ。

Q: 今年のルノーはどこで間違ってしまったのだと考えられますか?

フィジケラ: なんだろう。ミシュランからブリヂストンへの変更が要因だったかもしれないし、風洞の影響もあると思う。コース上では期待した数字が出なくて、それが主な問題だった。もしかしたら風洞が期待通りに機能しなかったのかもしれない。それを理解したのは、シーズンがだいぶ過ぎてからだったから、僕らと、とくにフェラーリやマクラーレンとの差が開きすぎてしまったんだ。チームは2007年のマシンの開発を止め、すでに2008年のマシンに集中している。

Q: ジャンカルロ、ここでの予選ベストリザルトは1997年の3番手―あなたのモンツァ初レースでしたね―そしてレースでは2005年の3位がベストです。

フィジケラ: うん。1997年はいいレースだった。予選でトップ3に入って4位。ここでの1年目のレースをコンペティティブなクルマで戦えた。2年前は、僕のホームグランプリでイタリアの人々の前でポディウムに上がり、最高の気分を味わったよ。ミケーレ・アルボレート以来17年ぶりのポディウムだったんだ。素晴らしい思い出だし、最高の気分だった。またそんな経験ができたらいいけど、現実的に表彰台は厳しいだろう。でも、まずポイントを多く取ることを第一に考えたい。マシンはローダウンフォースに合っていると思うし、サーキットのフィーリングもいい。

Q: キミ、フェラーリの母国の観衆の前で初めてレースに臨むことになりますが、どんなお気持ちですか?

ライコネン: 今週末はチームのホームグランプリだから、ちょっと忙しいかもしれない。でも、だからといってレーシング面で何かが変わるとは思わないよ。僕らはいつでもベストを尽くす。そのためにここへ来ているんだからね。

Q: 過去2年間、必ずしもポールからのスタートとはなりませんでしたが、予選でのファステストラップを出していますね。それだけに自信があるのでは?

ライコネン: ああ、このサーキットは好きだよ。でも、ローダウンフォースでマシンを正しくセットアップするのは難しい。相当バンピーだし、縁石も使わなきゃいけない。僕らがどんな位置につけるか、明言はできないけど、勝ちを狙えるグリッドポジションが取れたらいいと思う。

Q: フェリペによると、あなたもフェラーリも、先週のテストのときより調子が上がっているということですが?

ライコネン: それはよく分からない。テスト結果から語ることは難しいからね。他のチームの燃料搭載量なんて、想像するしかないんだから、本当に分かるのは自分たちのことだけだよ。クルマに100%満足はしていなかったけど、原因がいくつか判明したから、もう少しいいセットアップが見つかると期待したい。大丈夫だと思うよ。一番いいレースとはいかないかもしれないけど、そこそこはやれるはずだ。

Q:キミ、あなたから見て、ミハエル・シューマッハのチームへの影響、そして利点はどの程度あったとお考えですか?

ライコネン: それは難しい質問だよ。彼はチームでも、フォーミュラ・ワンでも本当にたくさんの経験を持っていた。でも、僕は彼がどれだけのことをしたのか、実際には知らない。だれが何をしているとか、誰がいつ、どんな責任を負っていたかなんて、いちいちチームに尋ねたりしないからね。聞くならチームに聞いてくれ。

Q:キミ、ぜひお聞きしたことがあるのですが―今年何度か見られたことで、トルコでもありました。あなたは予選の決定的な場面でミスをしていますよね。そして次の日になると、それが結果に響いたと発言される。そうした状況ではいったい何が起きているのですか?

ライコネン: 僕が、ミスした。それだけだよ。1周以上いい状態を保てた去年と同じ感覚で、本気でプッシュすると、タイヤが少しトリッキーになるんだ。今の方が難しくなっていると思う。攻めすぎると失ってしまうんだ。まだ、予選での理想的なセットアップを探している最中だ。でも、たいていレースではすごくいいクルマなんだよ。残念ながら、今年は予選がとても重要になっている。だから、それがうまくいかないと、レースでポジションを上げることが難しい。その点についてはチームと努力しているし、予選のやり方を少し変えた。これで改善できるとうれしい。

Q: キミ、FIAから明らかになった“スパイ疑惑”の新証拠についてはどのようにお考えですか? 来週聴取があるそうですが。

ライコネン: その件については何も知らない。チーム内の雰囲気はいい。どうせなら両方のチャンピオンシップで1番になりたいよ。でも、今はいい雰囲気だし、一緒に仕事をするには素晴らしいチームだ。僕らのレース面に影響はないだろう。ただ、常にそのことを聞かれ、ニュースで書き立てられるのは気分のいいものじゃない。でも、それもレースの一部なんだ。僕たちのチーム内に関しては、いい状態だし、士気も上がっている。

Q: 3名のイタリア人ドライバーの皆さんにお聞きしたいと思います。フェラーリにイタリア人ドライバーがいなくなってからずいぶん経ちます。なぜ、彼らはイタリア人ドライバーを使わないのでしょう?

フィジケラ: 僕らには分からないことだよ。第一に、ここ数年間、僕は他のチームと契約してしまっていた。だから、分からない。時々彼らと立ち話をしたことはあるけど、彼らのためにドライブするという話にはならなかった。

リウッツィ: 僕はまだF1に来て2年目だ。何が起きてもおかしくないんだから、どうなるか分からないよ。もしかしたら、クルマを売るためにフィンランド人を選んだのかもね。僕には見当がつかないな。

トゥルーリ: 正直に言って、フェラーリでイタリア人ドライバーが歓迎されないなんて言う人はいないはずだ。ただ単に、シューマッハがいた近年は、そうだったというだけさ。ちなみに、僕はいつも他のチームと契約済みだったから、彼らと接触したことはないよ。でも、彼らにはよくしてもらっている。いつもアイスクリームをくれるんだ! それで、僕はハッピーだよ。

Q: ジャンカルロ、ルノーがドライバーラインアップをなかなか発表しないのは、フェルナンド・アロンソのチーム復帰の話が盛んだからですか?

フィジケラ: ああ。それについていろんな話があるのは確かだけど、フェルナンドにはマクラーレンとの契約があるんだから、それを逃れるのは難しいだろう。それに、マクラーレンとルノーのパッケージの差を考慮すると、それが正しい選択かどうかは疑問だね。現段階で、ルノーにとっては大きな違いだ。だから分からない。

Q: フェルナンドが戻って来るとしたら、どう思いますか?

フィジケラ: 僕が来年ルノーで走れないというのでなければ、悪い気はしないよ。フェルナンドが戻って来て、一緒に走れるっていうんなら、それは最高さ。

Q:ジャンカルロとキミ、スパイ疑惑の話に戻りますが、フェルナンドのチームメイトだったジャンカルロ、そして、マクラーレンにいたキミというつながりで、FIAから情報を提供すよう求められたことはありませんか?

フィジケラ: ないね。

ライコネン: まったく、ない。

E.A.
Source FIA
F1-Live.com
RACING-LIVE JAPAN


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