
Zoom
5戦連続ポイントを獲得したコバライネン
|
9日(日)午後にイタリアのモンツァ・サーキットで行われたイタリア決勝は、ルノーにとって難しいレースとなった。ヘイキ・コバライネンとジャンカルロ・フィジケラはそれぞれ7番手と15番手からスタートを切った。チームはタフなレースを予想したが、ドライバーたちは周りのライバル勢に対してと力強くレースを戦うことができそうだった。
しかしレースが始まるとすぐに、モンツァ使用の低ダウンフォースパッケージに身を包んだR27の競争力は期待されたほどではないことがわかり、コバライネンはニコ・ロズベルグ(ウィリアムズ)にポジションを奪われてしまった。しかし、フェリペ・マッサ(フェラーリ)がレース序盤にリタイアした影響もあり、コバライネンは7位でレースをフィニッシュしている。
一方、ジャンカルロ・フィジケラはいくつかポジションを上げ、2ストップ戦略を組んだことによって1ストップ作戦を採った中団グループのライバルたちにバトルを仕掛けたが、ポイントを獲得することはできなかった。フィジケラは周回遅れとなり12位で完走している。
ヘイキ・コバライネン
「今日はレース終盤まで限界まで攻めたが、最後までペースを保って前のマシンに追いつくことはできなかった。僕はすばらしいスタートを切ってロバート・クビサ(BMWザウバー)をパス、そしてカルバ・デ・グランデでニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)とバトルをしたが、彼が僕を芝生に押し出し、スロットルを緩めざるを得なかった。そのためにクビサに対してもポジションを失ってしまったよ。その後は孤独な戦いになったね。1回目のピットストップでクビサをかわし、第2スティントの間は彼を抑えることに成功した。だけど十分なペースを築くことができずに、最後のピットストップでロズベルグに抜かれてしまったんだ。今日はチームメンバー全員が良い働きを見せてくれた。ミスもなかったしね。残念だけど、今日の結果ができるかぎり最高の結果だったよ」
ジャンカルロ・フィジケラ
「スタートはとても良かったんだ。だけどその後、数台のマシンにブロックされ、結果的にアンソニー・デビッドソン(SUPER AGURI)にポジションを奪われてしまった。2周目にはデビッド・クルサード(レッドブル)が僕のマシンリアエンドにぶつかってきたと思うけど、そのせいでリアウイングのエンドプレート左側がダメージを受けた。またレース中は常にアンダーステアだったから、バランスは完ぺきとは言えないものだった。第1スティントはSUPER AGURIの後ろでタイムをロスしてしまったが、ピットストップ直前にSUPER AGURIを1コーナーでかわすことに成功した。その後、僕は周りのマシンとほとんど同じレース戦略を採ったため、さらなるポジションアップをすることはできなかった。だから、僕らはエンジンを温存することにした。来週のスパでまた同じエンジンを使わなければいけないからね。スパでは事態がよい方向へと向かってくれることを祈るよ」
フラビオ・ブリアトーレ(マネージングディレクター)
「今日の午後の結果に対してコメントすることはあまり多くないよ。モンツァは独特なサーキットで、ライバルたちのほうがわれわれよりも良い仕事をし、正しいパッケージでレースに臨むことができたということだ。だけどヘイキのパフォーマンスは、ここのところの数戦と同じく、われわれが今どのあたりの位置しているのかを示している。まだBMWザウバーの後ろ、そしてロズベルグと争えたということだ。チームは今日も最大限の仕事をし、ミスはなかった。つまり、チームスタッフはみなモチベーションを保っており、一生懸命に働いているということだね」
パット・シモンズ(エグゼクティブ・エンジニアリング・ディレクター)
「この独特なモンツァ・サーキットでのわれわれの競争力のレベルは、望んでいたものに達していないことは明らかだ。今日のスタートポジションとレースでの結果を考えてみれば、数ポイントを獲得できたことは良かったと言えるかもしれないね。これからすぐにスパへ向けて移動する必要があるけど、スパではより良い週末を送りたい」
Source Renault
CAPSIS International
RACING-LIVE JAPAN