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イタリアGP決勝後公式記者会見
アロンソ、ハミルトン、ライコネンが出席
11/09/07 02:15


Photo F1-Live.com

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フェラーリの地元で圧勝したマクラーレン

チームメイトのルイス・ハミルトンに6秒の差をつけてチェッカーを受け、53周のレースをほとんど独占して締めくくったフェルナンド・アロンソは、チャンピオンシップでも、トップのハミルトンに3ポイント差まで詰め寄った。1ストップ戦略を選んだキミ・ライコネンは、2番手を死守できず、フェラーリにとっては残念な1日となった。トップ3がレース後の記者会見に臨んだ。

Q: フェルナンド、これまでモンツァではあまり運が良くありませんでしたが、今回はポールからファステストラップを出し、イタリアGP優勝を決めましたね。

フェルナンド・アロンソ: うん、そうだね。僕にはパーフェクトな週末だった。時にはすべてがいい方向にいくことがあるんだ。気分のいいものだよ。このままの勢いを持ち続けたいね。この週末はずっと流れが良かった。モンツァではスタートが良くても、いつもレースでトラブルが出て、どうしても勝てなかったんだ。だから、ここでの初勝利は本当にすごく特別な勝利だよ。

Q: また圧倒的な勝ち方でしたね。ドライブしていてどんな感じでしたか? 危険な場面もあったのでしょうか?

アロンソ: いや、すべてOKだった。スタートだけは最高とは言えなかったかもね。それで、すぐにミラーを確認したら、フェリペが後ろにいるのが見えた。だから、1コーナーではポジションを守らなきゃ、と思ってブレーキングをぎりぎりまで遅らせたんだ。ところが、2コーナーではルイスが左側にいたんだ。接触しないかとちょっと心配したよ。

Q: 再スタートの際にも、ルイスが1コーナーでかなり接近していましたね。

アロンソ: そうなんだ。あの時も少し難しかったよ。ここではスリップストリームに入るのがすごく簡単だから、どう防いだらいいか分からなかった。モンツァでは当たり前のことさ。序盤のセーフティカーも厄介だったね。僕らはキミのストップの前にギャップを広げておかないといけなかったのに、6周か7周、みんなつながって走らなければならなかった。セーフティカーの後ろを走っていた間は十分な差をつけられなかったよ。

Q: マクラーレンにとって、いろいろとあったこの週末に、ここ、フェラーリの陣地で勝つことは、あなた自身にとって、どんな意味がありますか? チーム代表のロン・デニスも表彰台で感極まっていたようでしたが。

アロンソ: とても特別なものだね。どの勝利も特別ではあるけど、ここ2、3年、いくつかのサーキットでは1勝か、それ以上挙げているところもある。でも、モンツァは僕にとって未勝利のサーキットの1つだったんだ。すべてのサーキットで最低1勝したいと考えているから、欲しかった勝利だよ。見に来てくれたたくさんの人々は、フェラーリファンかもしれないけど、その前にF1のファンでもあるんだから、みんなとても熱狂的だ。F1を愛するイタリアだから、ここで勝ててうれしいよ。

Q: ルイス、1コーナーは面白かったですね。フェリペ・マッサと並んで入り、アウトサイドを通って、エイペックス直前でわずかな接触がありました。

ルイス・ハミルトン: ああ。汚れた側のグリッドからだったから、スタートは完璧じゃなかった。フェリペが通り過ぎ行くのが見えたよ。でも、ブレーキングでフェルナンドとフェリペに勝って、フェルナンドをとらえかけたんだけど、そこでフェリペに引っ掛けられて、シケインの後半で押し出されてしまったから、チャンスをものにできなかった。再スタートで2度目のチャンスがあったけど、フェルナンドがうまく、ターン11―最終コーナー―で十分な間隔を取っていたから、どうしようもなかった。中間スティントでは、フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまって、バイブレーションが出ていたんだ。それで、予定のピットストップより早く入ることにした。バイブレーションがトルコ(で起きたトラブル)みたいになったら困るからね。安全策を取って、ポイントを手に入れようと考えた。

Q: キミとのレース、そして終盤のパスは見事でしたね。

ハミルトン: ああ。ピットアウトしたときに、少し前に入っていたキミに抜かれるだろうということは分かっていた。僕はとにかく、ピットへの入り方、出方、アウトラップやインラップを完璧にしなければならなかった。実際にコースに戻ったときは、“しまった、キミに離されすぎた”って思ったよ。タイヤの性能が落ち始めるるまで、ベストの状態で使えるのは2周ぐらいだった。彼が硬めのタイヤだったのも幸いして、すごくいいラップができたんだ。タイヤも、クルマも最高の状態だった。チャンスをものにして、それを守らなくてはいけなかった。チームのためにも、なんとしても前に出たかったんだ。みんながこの週末、どれだけがんばっていたか、知っているし、予選で1−2を取れたんだ。レースでもう一度それを実現できたら、最高だよね。ホームにいるチームが、大きな進歩を見せてくれた結果だよ。このまま続けていきたい。

Q: キミ、あなたにとってはハードなレースでしたね。きのうのアクシデントで痛めたという、首の影響はどうでしたか? そしてマシンのパフォーマンスは?

キミ・ライコネン: クルマはそんなに悪くなかったんだ。最初のスティントはそれなりに良かった。もちろん、マクラーレンより重かったから、引き離されるのは分かっていた。できるだけ追いつこうとしたけど、今日は速さが足りなかった。でも、僕にとって最大の問題は、ブレーキングで頭をまっすぐ保っていられなかったことだ。首の状態はあまり良くない。それがいちばんの問題だったね。でも、スピードも足りなかった。そういうものさ。

Q: リプレイを見ると、ルイスが最初のシケインで内側から並びかけてきたとき、あなたは前方を見ていたようでしたね。

ライコネン: うん。問題はブレーキングだけじゃなくて、頭を上げているのも少しつらかったんだ。しょうがないよね。彼にパスされたときは、毎ラップ、最終コーナーをうまく抜けられなかった。彼らはそことストレートですごく速かった。最善は尽くしたけど、近づかれて抜かれてしまった。その後はペースを落として、最後まで走り切ったんだ。

Q: トルコで1−2を決めたフェラーリが、こんなに早く、モンツァで様変わりしてしまうとは驚きですね。

ライコネン: 今回はモントリオールと少し似ているんじゃないかな。ここではマクラーレンが速く、とても強いことは分かっていた。先週のテストで、僕たちが思うような状態じゃないことはわかっていたんだ。実際その通りで、彼らは僕らよりも強かった。でも、スパに行けば、もう少し対等になると思うよ。もっと近づけるはずだ。でも、もちろんホームレースで勝ちたかったとは思う。優勝はできなかったけど、少なくとも表彰台には上がれた。ポイントでもマクラーレンに離されてしまったけど、今日は彼らの方が良かったんだ。

Q: フェルナンド、この勝利を味わう暇はあまりなさそうですね。来週末はすぐにベルギーGPです。しかし、あなたとルイスのポイントはわずか3ポイントに縮まりました。今回はマクラーレンの大勝利でしたね。来週はどうなるでしょう?

アロンソ: どうかな。ベルギーでのクルマのパフォーマンスを見てみないと。あなたが言ったように、最近はレースごとに状況がずいぶん違う。トルコではフェラーリが抜きん出ていた。モンツァでは、マクラーレンが圧倒的に有利だった。ベルギーに行ったら、まずクルマのパフォーマンスを見たい。でも、もちろん一番大事なのはチャンピオンシップだ。ドライバーズとコンストラクターズ・チャンピオンシップに勝たなければならない。そのためにはレースに勝つ必要がある。次のレースの目標は、また勝つことだ。

Q: フェルナンド、今日は完璧なレースでしたね。

アロンソ: その通り。クルマに不安はなく、レースの間、すべてのスティント、すべてのタイヤ、すべてがパーフェクトだった。何もかもがいい1日だったから、ただドライブを楽しむだけだったよ。

Q: チャンピオンシップで、いよいよルイスと3ポイント差です。

アロンソ: まあね。でも、何も変わるわけじゃない。たとえレースに勝っても2ポイント(の違い)だけだ。だから、距離も差も、そんなに変わらないよ。レース前も、レース後も、何かが決まったわけじゃない。最後のレースが終わるまで、そういう心境でいたいね。でも、大事なのはそんなことじゃないんだ。トルコでもチャンピオンシップで2ポイント差を縮めたけど、僕は個人的に満足していなかった。スタートは最悪だったし、BMWを抜いた後も、表彰台圏内の人たちにプレッシャーをかけられるだけの速さがなかった。今回はとても気持ちを集中させて来たんだ。ラスト5戦、ここからは勝ちにいくよ。

Q: 週末に取り組み、得た結果に満足されているでしょうね。

アロンソ: まあね。でも、なぜだか分からないけど、どれだけかんばってもうまくいかないときもある。予選やレースでタイヤがパンクしたり、ギアボックスにトラブルが起きたりするんだ。そういう出来事があると、ある程度の妥協を強いられる。今日はハッピーだけど、これからまた厳しい週末もあるだろう。変わらないのは自分の集中力、そして、チャンピオンシップにかける思いさ。

Q: ルイス、キミのオーバーテイクについて聞かせてください。

ハミルトン: まずまずうまくいったんじゃないかと思うよ。ニュータイヤだったのはラッキーだったし、キミは硬いほうのコンパウンドだったけど、重い燃料でかなり走り込んだ後だったから、最大2ラップのチャンスがあると思ったんだ。1周目で差を縮めておいて、最終コーナーの出口でミスしないよう気をつけた。思っていたほどスリップストリームが効かなかったのは意外だったよ。1コーナーの手前でパスできると思っていたんだけど、結局、ブレーキ勝負になってしまった。まあ、それでもかなりぎりぎりだったね。彼はドアを閉めたけど、フェアなやり方だったよ。コーナーを曲がりきれないと思ったけど、なんとかうまくいった。大事な、大事な1ポイントだったんだ。僕には必要なポイントだったから、すごくうれしいよ。

Q: 1セット目のタイヤでバイブレーションがあったということでしたね。ピットインした後は収まったのですか?

ハミルトン: うん。

Q: 最終スティントでは、フェルナンドとの差が開いたように見えましたが、ペースを落としたのですか?

ハミルトン: 僕は10秒遅れで、彼との差があまりある場合は追いつけないと分かっていたんだ。初めは何ラップかプッシュした。残りが何周なのか、正確にはわからなかったけど、プッシュしていて、前のフェルナンドが見えるようになった。でも、彼は周回遅れに追いつくタイミングがとてもラッキーだったんだ。いつもターン11で追いつき、楽にかわせるんだよ。一方、僕はいつも都合の悪い場所で追いついてしまい、コンマ5秒ぐらいロスしないといけなかった。でも、それは仕方ない。最後まで走り抜くことが一番だからね。僕もやるべきことはやったし、2台でトップを守れたんだからよくやったよ。最後まで走れたことが肝心なんだ。

Q: ハードタイヤとソフトタイヤの違いは大きかったですか?

ハミルトン: いつも違うよ。テストでは、ソフトの方にもっとグレイニングが出ていたんだ。今回はソフトにそれほどグレイニングはなかったけど、チャンキングやブリスターの方が多かった。でも、タイヤはとても良かったよ。とくにオプションは素晴らしかったんだけど、短いスティントでしか使って、それでももうブリスターが出ていたから、長いスティントには向いていなかったのかもしれない。

Q: キミ、あなたはソフトタイヤのほうで長いスティントを行いましたが、重い燃料でもいい走りをしていましたね。

ライコネン: ああ、クルマは良かったよ。理想的とまではいかないけど、そんなに悪くはなかった。最初のスティントの方が、2番目よりも良かったんじゃないかな。タイヤに問題はなかった。

Q: また1ストップをやりたいと思いますか? それとも2ストップの方が良かったですか?

ライコネン: 分からない。最終的なポジションはたいして変わらなかったと思う。根本的な速さがなかったんだから、これ以上はやりようがなかったよ。それが一番の問題さ。

Q: ピットから出たルイスが、あなたの後ろに入ったとき、2位は大丈夫と思いましたか? それとも抜かれるのは時間の問題だと?

ライコネン: 彼らがニュータイヤで速いのは分かっていた。そのときはもっと他の問題を抱えていて、努力はしたけど、彼が仕掛けてくるのは覚悟していたよ。ベストを尽くしたけど、かなわなかった。

Q: ドライバーズパレードでお話を聞いたときには、首が痛むと言っていましたが、レースに影響があるかどうか、その時点ではは分からなかったのでしょうか?  不安はありましたか?

ライコネン: いや、きのうの予選のときからだったから、レースでもちょっとした要素になるだろうとは思っていた。ただ、思ったよりもひどかったというだけのことさ。

Source FIA
CAPSIS International
RACING-LIVE JAPAN


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