競争力を発揮できなかった2007年シーズンを終え、ジェンソン・バトンは来年の2008年シーズンいっぱいでHonda Racing F1を離脱すると断言した。
現在27歳のバトンは、2006年に自身初となる優勝をハンガリーGPで飾った。その勝利はバトンにとって114戦目の出来事であり、母国イギリスのブラックリーにファクトリーを置くHonda Racing F1(前身のB・A・R Hondaも含む)に加入してから4年目の快挙となった。しかし、今年のパッケージは非常に低いものとなってしまい、歴史ある日本の大手自動車メーカーの精鋭からなるHonda Racing F1は、わずか6ポイントをバトンの手によって獲得したにすぎなかった。
バトンは「マシンは完全な失敗作だった。今年のような状況下でこれ以上レースをすることには魅力を感じない」とイギリスの新聞『Daily Mail(デイリー・メール)』の日曜版である『Mail on Sunday(メール・オン・サンデー)』に対して発言した。
さらに彼は「Honda Racing F1でタイトルを勝ち取ることを望んでいた。これから常勝体制になることを求めていたんだ。だがそれができないのなら、僕は冷酷な考え方をしなければいけないよ」と付け加えた。
バトンは同紙に対し、現在Honda Racing F1と結んでいる長期契約のオプション事項には、“2008年にふたたび契約内容を見直すことができる”という条項があることを示唆。その条件とは、“Honda Racing F1が期待通りのパフォーマンスを発揮できなかった場合”というもののようだ。